都立工芸高校 校長 鳥屋尾 史郎 都立工芸高校 校長
鳥屋尾 史郎

100年の歴史を誇る専門高校の教育

 東京都立工芸高等学校は、工芸・デザインを学ぶことができる専門高校です。明治40(1907)年に創設から100年以上の長い歴史を誇り、エンジニア、デザイナー、ディレクターといった現代社会で活躍する「作り手」を生み出しています。 

 本校には、「アートクラフト科」「マシンクラフト科」「インテリア科」「グラフィックアーツ科」「デザイン科」という5つの専門学科があります。それぞれの学科では、国語、社会、数学、理科、外国語などの普通科目に加え、学科ごとにものづくりやデザインなど創作に関する知識や技術を身につける専門科目を学びます。また、卒業後の進路は身につけた技術を活かして就職する生徒、さらに専門分野を深めようと大学や専門学校に進学する生徒などさまざまです(最近では、進学を希望する生徒が80%ほどと、多くなっています)。

校長メッセージ

【校風・環境】 仲間と切磋琢磨できる自由な校風
都立工芸高校の特徴は、生徒たちの「何かを表現したい、作り出したい」というエネルギーが生み出す「意欲的で自由闊達な雰囲気」です。

このような雰囲気で生徒たちは、作品について意見を述べ合い、励まし合いながら作品を作り出しています。作品制作を通して、友達の大切さをしり、思いをかたちにする力を身につけ、作品を完成させる達成感を経験し、社会で自立するための知識や技術を習得しています。

【教育】 社会で活躍できる力を養う教育
少人数での体験的な授業の中で、各学科ならではの作品制作に取り組みます。そこで大切にしていることは、制作の技術を身につけるとともに、作品のコンセプトを他者に説明する力を養うこと。さらに他者の評価を自らのものづくりに活かす大切さを学ぶことです。そうした授業を受けることで、独りよがりに陥らない完成度の高い作品を創作できるようになります。

各種コンテストでの入選・受賞や、各種検定の合格、資格の取得は、本校における教員のきめ細かな指導と生徒同士の切磋琢磨による成果といえます。また(社会や大学での)卒業生の活躍ぶりから、本校で身につけた知識や技術が進学先や就職先で活かされることが分かります。

【進路】 高い進路志望実現率
 工芸高校の生徒たちは、目標や目的を持ち、それを成し遂げるために日々を努力しています。このような高校生活を送ることで、より明確な目標を持つことができ、その上で進路の決定をおこなっています。

 進路別では大学進学志望者が55%、専門学校志望者25%であり、大学進学志望者のうち90%が現役合格を果たしています。また、就職志望者の就職内定率は100%を誇ります。本校は、全校をあげて進路実現100%という目標達成に取り組んでいます。

【メッセージ】 目的をもった有意義な高校生活を
 絵を描くことが好き、ものづくりに興味があるという中学生の皆さん、ぜひ一度本校にご来校ください。いつでも、生徒の作品や授業を見学できます。作品はどれも、本校の生徒によるオンリーワンの工芸・デザイン作品であり、完成度の高い個性豊かな表現に驚かれることでしょう。また授業からは、生徒が放つ「表現したい」「作り出したい」という意欲的なエネルギーを感じ取ってもらえるはずです。

 本校には思う存分絵を描き、ものづくりに取り組める環境が整っています。自分の個性や創造力を活かし社会で活躍したいという思いをもって本校で学ぶことで、作品制作を通してものづくりの知識・技術を身につけ、仲間との絆をつなぎながら自分の夢を実現しできることを、教員一同が願っています。

教育目標


・自らの資質や能力を高め、自己実現を図る力を育成する。
・教養と人格の向上を図り、民主的な精神を育成する。
・社会の変化に対応できる産業人を育成する。

「誠実」「元気」「信愛」「規律」を校訓としています。

歴史・沿革
1907年(明治40年)
東京府立工芸学校として、京橋区築地に開校
1923年(大正12年)
関東大震災のため、校舎全焼
1927年(昭和2年)
本郷区元町の現在地に新校舎落成
1950年(昭和25年)
東京都立工芸高等学校と校名変更
2006年(平成18年)
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