アートクラフト科

金属やガラス、宝石を素材に、手仕事による工芸品を創作

アートクラフト科では、手仕事により工芸作品を創作します。取り扱う素材は金属(銀・銅・鉄等)やガラス、宝石など。これら様々な素材からレリーフ、銅鍋、花器、食器、ジュエリー(指輪、簪[かんざし]、帯留、シルバーアクセサリー)有線七宝、トンボ玉、鍛鉄家具といった、工芸・彫刻作品から宝飾品、雑貨、日用品まで幅広く立体作品の制作を行います。 授業ではデザインから制作までの理論と技術を学び、美術造形に欠かせない構成力やデッサン力、自由な感性も磨きます。
本校の卒業生の中には伝統工芸の世界で人間国宝に認定された方もおり、伝統技法の継承者として彫金、鍛金、鋳造の金工技法を身に付けつつ、現代的な感覚をもって作品制作を追及できる人材を育てます。
生徒一人ひとりが自ら考えたデザインを手仕事でかたちにし、さらにそれらを自分で使ったり身に付けたりできるのもアートクラフト科の特徴。手作りの工芸作品を日常生活に取り入れながら、豊かな暮らしのためのものづくりを探求することを教育の目標としています。

専門科目
共通履修
工業技術基礎
アートクラフト実習
アートクラフト製図
情報技術基礎
課題研究
アートクラフトI
アートクラフトII
アートクラフトデザイン
選択
アートクラフト実習A
アートクラフト実習B

立体作品をつくるために必要な基礎的な平面の制作(デッサン、水彩画、平面構成、製図など)も学びます。
手作業が中心ですが、ジュエリーCADと光造形機によるジュエリー制作、マッキントッシュを使ったイラストレーターやフォトショップによる画像編集なども行います。

設備

 「彫金室」「鋳造室」「鍛金室」には、それぞれの金属工芸技法が学べる専門工具、溶解炉、精密鋳造機、レーザー溶接機などが揃っています。
「Mac室」にはデザインのためのマッキントッシュや光造形機があります。撮影スタジオや照明設備もあり、作品を撮影できるようになっています。

  • 主な実習室
  • 彫金室
  • 鋳造室
  • 鍛金室
  • Mac室
担当教諭
から
ものづくりは人間の本能です。しかも人は道具として使えるだけでは飽き足らず、自分が美しいと思えるかたちを長い歴史のなかで追い求めてきました。工芸品づくりとは、美の追求を一人よがりにせず、多くの人が共感できるものづくり。一朝一夕で身につけることはできませんが、試行錯誤を乗り越えた時には大きな成長があります。15歳から技術の修得に励み、本物を学ぶ高校生活はきっと充実することでしょう。(神山先生)
在校生
より
中学生の時、工芸祭で先輩たちがつくった作品の素晴らしさに驚き感動しアートクラフト科を志望しました。私は入学前まで、金属は硬くて冷たいものだと思っていました。しかし、授業で生き物をモチーフとした作品をつくっていくなかで金属は柔らかく温かいものにもなることを知りました。長い時間をかけて手仕事に取り組むと、自分の作品がどんどん好きになり、完成した時には写真を何枚も撮ってしまいます。(2014年度2年 星野さん)
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